
プロローグ
「この女優さん、前にも何かで観たような・・・」それを辿ると、1人の人物に辿り着くことがあります。自分のお気に入りの映画を見つける時、信頼している映画に詳しい友人のオススメに従ったり、ジャケットにあるあらすじが自分好みだったり、ジャケットデザインから自分に合いそうな世界観だと判断したりと、何らかの直観が働くポイントがありますが、この、”自分が好きなテイストの作品に出ていた俳優が出演する作品”のラインに、あなたのお気に入りがあるかもしれません。With Moviesでは、モチベーションを上げたい女性に贈りたい映画を、出演女優ごとにまとめてみました。
この人出てたら面白い!アン・ハサウェイ① プラダを着た悪魔(2006年)
言わずと知れた名作【プラダを着た悪魔】。ファッション業界にはなんの興味もないアンディーが、ライターとしての下積みに選んだ鬼上司ミランダの秘書という立場で、洗練された大人の女性に変貌しながらも、苦戦し苦悩する物語。アンのファンになる人はここからって人も多いのではないでしょうか?ファッションにもメイクにも興味がないアンディーが、ミランダに認められるためとはいえ、お洒落してヘアメイクを整えるだけで垢ぬける姿に、全女性が希望と羨望を胸に抱いたことでしょう。
この人出てたら面白い!アン・ハサウェイ② プリティ・プリンセス(2001年)
アン・ハサウェイの言わずと知れた大人気作品のパート2!と、言っても過言ではないこの作品。(というかこのままいくと、どれも有名人気作品過ぎて、全てが”言わずと知れた”人気作品!と紹介してしまいそう・・・)芸術家の母と2人暮らしのミアは、実は死んだ父親が王族の人間で、自分がその後継者であるということをいきなりカミングアウトされます。翻弄されながらも、ミアらしく乗り越えていく物語。そしてこの物語が不動の人気作である理由は、やはりもさもさ頭のなんの手入れもしていないミアが、ひとたび手を加えると見違えるほどに美しくなる、あの名シーンにあるのではないでしょうか。まさにシンデレラストーリーの鉄板作品です!
この人出てたら面白い!アン・ハサウェイ③ マイ・インターン(2015年)
【プリティ・プリンセス】や【プラダを着た悪魔】からすると、最近の作品ではありますが、それにも関わらずすでに『アン・ハサウェイと言えば』映画の上位に入る作品となっています。これまでの根強い人気作品である前述の2作は、冴えない子が転身するという魅力がありましたが、こちらの作品は既に成功しているあか抜けアン・ハサウェイが、現代的な悩みに悩みながら現代を生き抜く作品です。上述2作品よりも、より現実的なところが、バリバリ働くキャリアウーマンの心に沁みわたるのかも。同じく主演級のロバート・デ・ニーロが、多忙な女性たちがぜひ手に入れたいほどの、頼れて穏やかな年配男性を好演しているのも、仕事に悩む女性が観たくなるポイントかも。
この人出てたら面白い!アン・ハサウェイ④ ブライダル・ウォーズ(2009年)
With Movies的には、「この人出てたら面白い」で言うと、W主演となっているケイト・ハドソンもそのうちの1人なので、【ブライダル・ウォーズ】はまさに言わずもがななエントリーでしょう。姉妹同然に育った2人の年頃女性が、夢見る結婚をどちらが先にするかで、”ウォーズ(戦争)”の名の通り、足の引っ張り合いをしていくコメディです。この作品で面白いのは2人の女性が繰り広げる攻撃の凄まじさでもありますが、同時に結婚準備とともに”本当の私”を見つけていくストーリーも必見です。見るからにやり手で強引に見えるリヴと、人にNOと言えないおしとやかなエマが、それぞれリヴは繊細で思いやりに溢れた部分を、エマは大胆で明るい部分を秘めていることに気づき、本当の自分を出し切った状態でパートナーと結ばれていくシーンは、女性として心奪われるものがあります。
この人出てたら面白い!アン・ハサウェイ⑤ オーシャンズ8
アンだけが主役なわけではないこの映画は、エントリーさせるべきか悩みましたが、オーシャンズシリーズはブラピやジョージ・クルーニーたち男のオーシャンズも観ていて気持ちがワクワクするシリーズなので、これはさせるべき・・・との思いでエントリーさせました!アンが演じる役はカモにされるトップ女優役。それを見事堂々と、そしてカモ以上の活躍をする役どころにはワクワクが止まりません!男のオーシャンズも軽快で楽しいけれど、女のオーシャンズは弱さも女性の魅力も全部武器にする、振り切った作戦が面白いのです。そして見た目に華やかなのが、輝いている女性って美しい!と明日へのモチベに繋がること間違いなし!
エピローグ

モチベーションを上げたい女性のためのアン・ハサウェイ出演映画まとめということで、正直だいぶ迷いました。エマとデクスターの過去を振り返るシーンが甘酸っぱい【ワンデイ 23年のラブストーリー】や巧みなストーリー展開でサスペンスかと思いきや・・・な【パッセンジャーズ】、Amazonのオリジナル作品でアンがそう鬱病患者を演じている【モダン・ラブ~今日もNYの街角で~】のエピソード3【ありのままの私を受け入れて】などなど、心打たれたり素晴らしい演技の作品はまだまだあります。しかし、ワクワクするようなモチベーションが上がる雰囲気の作品として心から挙げたいのは、上記の5作品でした。でもやっぱりすごいのは、アン・ハサウェイが出演する映画は、彼女の持つ華やかさからなのか、ハッピーな映画が多いということ。アン・ハサウェイ、最高ですね!!!
kato
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