【コラム】With Movies的この人出てたら面白い! ダイアン・キートン編

wood dawn coffee dark コラム
Photo by Abdulrhman Elkady on Pexels.com
rose gold apple watch with pink sport band near eyeglasses
Photo by Jess Bailey Designs on Pexels.com
スポンサーリンク

プロローグ

「この女優さん、前にも何かで観たような・・・」それを辿ると、1人の人物に辿り着くことがあります。自分のお気に入りの映画を見つける時、信頼している映画に詳しい友人のオススメに従ったり、ジャケットにあるあらすじが自分好みだったり、ジャケットデザインから自分に合いそうな世界観だと判断したりと、何らかの直観が働くポイントがありますが、この、”自分が好きなテイストの作品に出ていた俳優が出演する作品”のラインに、あなたのお気に入りがあるかもしれません。With Moviesでは、モチベーションを上げたい女性に贈りたい映画を、出演女優ごとにまとめてみました。今回は前回のアン・ハサウェイに引き続き、With Moviesで取り上げる作品に出演の多いダイアン・キートン編です。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編①恋愛適齢期

ジャック・ニコルソンにキアヌ・リーヴスにダイアン・キートンという超超超豪華なキャストで贈られた2003年の名作です。とにかくダイアンの可愛さが爆発しています。若い女性の新鮮で弾けそうな可愛さとはまた違い、大人の女性という表向きの顔を持ちながら、恥じらったり、無邪気に笑ったり、不機嫌になってみたりと、中身が少女そのもののような、そんな雰囲気ある可愛さが魅力的でした。それぞれの男性と織りなす恋模様も然ることながら、ダイアンのそうした表情や、ダイアンの住む家の雰囲気や、彼女のファッションも、年頃の女性なら「こういうふうになりたいな」と思わずにはいられない、モチベーションが上がる作品です。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編②最高の人生のつくり方

既にWith Moviesでも紹介をしている作品ですが、マイケル・ダグラスとの2014年の作品です。こちらもファッショナブルなダイアンのファッション(本人が持参したアイテムも多いとか!)にも注目したい作品です。それに加えダイアンの役どころは、未亡人となり夢半ばの”おばあちゃん世代”ですが、まだ夢を諦めずに頑張り続けるところや、マイケル演じる”おじいちゃん世代”の彼とのロマンスにも前向きなところなど、女性が生きていく上で障害となりやすい年齢は、まったく関係のないことだというメッセージにも受け取れる作品です。ダイアンが演じると、アラサーの私たちには”いい歳の取り方”についてのモデルとなってくれるので、将来のなりたい姿が具体的に描かれやすく、モチベーションが自ずと上がるのでしょう。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編③ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

長年連れ添う夫婦を演じたモーガン・フリーマンとダイアン・キートンですが、2人の醸し出す空気感が現実的でありながら、希望を持てる作品でした。ダイアン演じるルースとの若い頃を、モーガン演じるアレックスが思い返すシーンには、長年連れ添った妻への気持ちと、その若い頃から住んでいるアパートへの思いが重なり、心温まる注目のシーンとなっています。ルースは、なかなか家を売る気になれないアレックスに対し、催促するような雰囲気を出すこともありますが、それもそんなに尖ったものでない、まさに夫にとって居心地のよい”いい妻”なダイアンを観ることができます。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編④クーパー家の晩餐会

2015年に製作された、とある家族のクリスマス物語。見始めた時は、With Movies的”モチベーションが上がる!”という雰囲気とはかけ離れた、仕事も家族もうまく行かない男や変な言葉を覚えた子どもや思春期真っ盛りの反抗的な子供、不倫をしている女性や盗難未遂の女など、問題が山積みのように思える出だしで、ハッピーな雰囲気はかけらもありません。しかし、この映画の醍醐味はラストに向かっていくシーン。家族は、近い存在であるがゆえにうまく行かないこともあるものです。しかし、クリスマスの力と、おじいさんの命の危機が、皆の心を優しくほぐした結果、それぞれが思いやりを持ち相手と向き合うようになったとたんに、全てがキラキラとして幸せなムードが立ち込めるのが印象的でした。正直、見始めた時はここにノミネートしないかと思いましたが、幸せが目の前にあること、そしてそれを感じるのは一瞬でもいいことなど、教わることはたくさんある映画です。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編⑥恋とニュースのつくり方

【きみに読む物語】などで知られるレイチェル・マクアダムスの2010年の作品ですが、ダイアン・キートンの貴重なキャリアウーマン姿を観ることができます。ダイアンと言えば、優しくて可愛らしくて大人の色気もありつつ少女のような無邪気さもある・・・そんな素敵な女性を演じることが多いのですが、こちらでは自身満々の売れっ子を演じているため、少しだけ雰囲気が他作品とは異なります。辛口で高飛車な(でも可愛い!)ダイアンが、ハリソン・フォードとともに、レイチェルの可愛さが引き立つ演技をしています。いわゆる「恋に仕事に頑張る女子のための」映画と言えるでしょう。

この人出てたら面白い!ダイアン・キートン編⑦ロンドン、人生はじめます

2017年の作品で、ハリーポッターシリーズのムーディー先生役だったブレンダン・グリーソンと共演している作品です。こちらの作品は、本当の自分の気持ちに嘘をついて、自分の居場所を守るためだけに周りに合わせて生きている女性と、自分の住処を守るために自分を貫き通していた男性の物語です。ブレンダンが演じるドナルドの暮らしは、自然に囲まれ自然と共存している生き方で、自分の住処も彼の居心地の良いように作り上げられている、まさに暮らしを楽しんでいる暮らしなのが画面からも伝わってきました。贅沢をするため、旅行に行くため、買い物をするために仕事をし生活をするのではなく、暮らすこと自体を楽しんでいくそのスタイルには心惹かれます。家で過ごすことが多くなるこの時代だからこそ、お家暮らしを楽しむヒントが溢れるこの映画は、暮らし方、ひいては生き方を考え直すいいきっかけになるかもしれません。

エピローグ

coffee apple laptop working
Photo by Kaboompics .com on Pexels.com

ダイアン・キートンにお会いしたことはありませんが、彼女が出る映画は、女性が目指したくなる大人の女性像を見事に描いている作品が多く、そのほとんどをダイアンがとても自然にそして魅力的に演じ切っている作品を観るたび、きっと彼女自身が可愛らしい人なのだろうと思わずにはいられません。持前の物腰の柔らかさや上品さ、それでいて少女のような可愛らしさを持つ女性が、どれだけこの世の中にいるでしょうか。わたしたち”アラサー女子”は、まさにダイアンのような女性をお手本にしていきたいものです。

kato

コメント

タイトルとURLをコピーしました