洋画【プラダを着た悪魔】女子が喜ぶ圧倒的シンデレラストーリーでモチベーション上がる映画

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Woman’s おすすめポイント

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とにかくテンションとモチベーションが上がる!【プラダを着た悪魔】はいつの時代も女性のテンションを上げてくれる夢と希望と憧れが詰まった作品です。筆者も、オフィスで働く仕事の出来る華やかな女性に憧れている女性のうちの1人ですから、まさに【プラダを着た悪魔】の世界観は憧れそのものです。モチベーションをアップするために、朝にこの映画を少し観てから出かけるという人の例も聞いたことがあります。それほどまでに働く女性を元気づけてくれる、ある種女性の“ビジョンボード(モチベーションを上げるために、自分の気分がアガるような写真や言葉などを1つのボードに貼りつけ、視覚的にモチベーション維持を助けるもの)”のような役割を担っています。観るだけで気分が上がる映画を探している女子なら、まず観るべき映画と言えるでしょう。

ストーリー展開が大人女子の大好物“シンデレラストーリー”

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アン・ハサウェイは、【プラダを着た悪魔】でシンデレラストーリーを好演しています。シンデレラストーリーとは、いわゆるはじめはダサかったり、ぱっとしないような人が、後半で成功を納めていくというストーリー展開のことです。この手のストーリー展開は、まさに“シンデレラ”的なおとぎ話好きにとってはたまらない展開です。【プラダを着た悪魔】がすごいとことは、そのシンデレラのようなおとぎ話が、しっかりと現代社会に落とし込まれていることなのです。おとぎ話で白馬の王子様が迎えに来る流れは、確かに面白いのですが、大人女子としてはもう少しリアルな展開を求めてしまうのが事実です。【プラダを着た悪魔】は、シンデレラストーリーというおとぎ話的ストーリー性を保ちながら、現代社会の働く女性という今っぽい設定で、おとぎ話感を和らげているのがポイントです。

アン・ハサウェイの変化が面白く希望が持てる作品

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アン・ハサウェイは、他作品でも憧れてしまうほど可愛らしいお顔立ちで有名です。【マイ・インターン】のレビューでも述べさせていただいていますが、芋っぽい役から煌びやかな役までこなせてしまうのが、アン・ハサウェイの良いところなのです。その良さが【プラダを着た悪魔】でも十二分に発揮されていて、彼女の演技力がこの作品をさらに盛り立てています。はじめの頃のアン・ハサウェイ演じるアンディは、お洒落に興味がなく、ジャーナリスト志望の、知的だけれどぶっちゃっけちょい地味な女性です。色味のない服装に、女性的でない靴や鞄を持ち、髪の毛もボサボサ、化粧っ気のない彼女は、どう見ても周りの女性と印象に格差がありました。そこからのとてつもない美女に変身した彼女のインパクトは、最大のものであり、あらゆる女性にある確信と憧れの気持ちを抱かせました。あのアン・ハサウェイでさえ、身だしなみに気を遣わなければ地味になってしまうと。そして、一流のものを身に纏い、一流のメイクアップをすれば白鳥になれるというブランドへの憧れです。身だしなみがいかにイメージアップに効果的であるかが、客観的に見ることができるため、自分の容姿を見つめ直すきっかけにもなります。そしてある程度の“ホンモノ思考”も自分磨きには必要なのだと確信するのです。

もちろんそうは言えども、アン・ハサウェイのもともと持つ美貌があるゆえに、その地味加減が丁度良いものとなっていることは事実です。地味だけれど原石のような雰囲気を漂わすことができたのは、彼女の美貌あってこそでした。ちなみに、もっとアン・ハサウェイの劇的ビフォーアフターを見たければ、【プリティ・プリンセス】がオススメです。アン・ハサウェイは【プリティ・プリンセス】でも、シンデレラストーリー的展開のヒロインを演じていますが、その時の見事な変わりっぷりには、心を持っていかれたものです。

【マイ・インターン】のレビューはこちら

サウンドを聞いただけで気分が上がる魔法のサウンドトラック

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中でも、KTタンストールのサドンリーアイシー(KT Yunstall Suddenly I See)は、映画の冒頭で使われるサウンドですが、この曲を聞くだけでウキウキするという人が出てくるほどに、【プラダを着た悪魔】の代表的挿入歌となっています。おそらく、この曲がこんなにも印象的になったのは、素敵な美女たちの洗練された朝の準備を映しながら流れていたからでしょう。素敵な人が、どんな朝あを過ごしているのかは誰もが気になるところです。映像でも、綺麗なランジェリー、ビューラーでまつげを上げている美女の目元、赤く染められていくリップ、洗練されたジュエリーと洋服、朝食のアーモンド、出勤にタクシー・・・と、美容に気を遣う美女たちの朝が詰め込まれています。朝から余裕のある時間を過ごしている彼女たちのような、ラグジュアリーな出勤前時間に憧れたものです。

デキる女はやっぱり見た目も大事だと教えてくれる

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アン・ハサウェイ演じるアンディが、変わっていくのは見た目だけではありませんでした。はじめのうちは仕事に慣れるので精いっぱいで、仕事に上手に染まっていくことができないでいます。もともとファッションに興味がないアンディは、「自分は見た目で採用されたのではないから」と、ファッションに興味がないことを特段気にしていません。ただ、自分に厳しい視線を送る上司や同僚との関係、そして見た目は関係ないはずの仕事自体でも、成功しているとは言えない状態でした。

しかし、素晴らしい変身を遂げた後、最初の電話を取る姿も、どこか余裕があり堂々としています。メリル・ストリープ演じるミランダが、アンディを見る目も変わり、任される仕事も変わっていきます。確かに、見た目を変えただけで、人柄が変わることはありません。でも、アンディの振る舞いは、明らかに余裕が生まれ、自信さえついているのです。この変化は、見た目をないがしろにしてはいけないと、私たちのリアルな生活態度に向けた、メッセージになっていました。人は見た目じゃない、と言いますが、これは他人を判断するときの心構えを、その人の内面をよく見て判断する人でありなさいと伝えているのであり、自分自身に対することを言っているのではないのです。見た目を整えることは、自分に自信が持てるようになり、自分の人生をよりよくする力になっていく、そういうことを素直に伝えてくれます。また、アンディの職種が、ファッション業界であるという点から、実際に成功を納めるためには、その職業にどっぷり浸かることが大切だとも、教えてくれてるのです。

夢を掴むための仕事ぶりに共感し、そして学ぶ

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主人公アンディは、もともとジャーナリズム志望であり、出版社と言えども、ジャンルが異なるファッション業界で働くことになります。そのため、初めのころは彼氏への愚痴の中で、こんな風に話しています。

今の職場で1年 我慢すれば 望みの仕事ができるのよ

【プラダを着た悪魔】アンディが恋人にミランダの愚痴を言うシーン(字幕版の字幕より)

アンディは、ジャーナリストになりたいという夢を持っています。でも、すぐにはジャーナリストとして希望のところへ就職することができません。だから、次に有利なミランダの職場で働くことになったのですが、夢を追いかける者にとってはこの感覚は痛いほど分かるものです。ミュージシャンになりたいけれど、生きていくためにコンビニでアルバイトをする、小説家になりたいけれど、図書館で勤めている、独立してレストランを開きたいけれど、ホテルで料理人をする・・・追いかける夢のために、今の職業についている人は、頑張ることができるのも事実ですが、同時に今の職場に対して、叫びたくなるような気持ちを抱えている人も少なくないはです。そんなアンディが、今の職場に馴染み、嫌いだったボスのミランダの気持ちを推し量れるくらいに、思いを込めて仕事をする姿にはハッとさせられます。結局、思いを込めて仕事をするようになって、アンディはミランダに評価されることになり、夢の仕事を掴むのですから、目の前のことを一生懸命に取り組むことが、夢を実現させる近道だと思い知らされます。

Woman’s おまけポイント

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人間関係の勉強にもなる【プラダを着た悪魔】では、「仕事 VS 私生活」「仕事 VS 友情」のシーンにも注目です。仕事ができるようになっていくと、アンディは彼氏との関係に悩むことになります。彼の誕生日に仕事が入ってパーティーに遅れたり、夜遅くまで仕事をしていたりと、彼氏との時間が取れなくなっていきます。スタンリー・トゥッチ演じるナイジェルが言うこのセリフに、心を揺さぶられた人も多いでしょう。

全私生活が崩壊するよ 昇進の時期だ

【プラダを着た悪魔】“都会のジャングル特集”撮影でナイジェルがアンディに言った言葉(字幕版の字幕より)

こんなふうに、働く私たちの心に刺さる名言もたくさんある【プラダを着た悪魔】は、女性のバイブルと言っても過言ではないのです。

kato

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